C++スタイルブック

■Title:

 C++スタイルブック


■著者:

 トレバー・ミスフェルト他

 

■概要:

 C++のコーディングスタイルが書かれた本です。チームでコーディングする場合の注意点を中心にC++におけるコーディング規約について書かれています。175の項目について、何故そのrule(規則)は必要なのかが、簡潔に説明されています。

■感想:

 C++最近始めたのと、最近コーディングスタイル関連に興味が沸いて読みました。薄い本なので、短い時間で要点のみ目を通すことができる点は個人的にいいなと思いました。ただC++固有の規約は自分がまだ理解できない所は多いですけど・・・。とゆうことで、一通りC++の構文を理解した状態で読んだ方がBetterな気がしました。 
 C++構文理解できている方にとってはテーマ別に、とてもよくまとまった本なのでは、と思いました。 変にチーム内で新規にコーディング規約を考えるよりは、この本をベースにみんなで納得できる箇所を取り入れて、規約作ると楽かもと思いました。(チーム内固有の規約は+αで用意すれば、そちらはかなりコンパクトになってくれそうだし)

 と、これだけだと内容に触れてないので、気に入った点と、馴染めないなと思った点をひとつずつ挙げます。

 気に入った点は、変数名は名詞、関数名は動詞を使いましょうという点です。今まであんまり意識してませんでしたが、逆にされるとすごく分かりにくいなという気がしたので、なるほどと思いました。

 馴染めないと思った点は、HardTab禁止のところです。EditorでSave時、Tabを空白に変換する機能を使えば、Tabを使用しても自動で空白にできます。ただ、その機能をOnにしておくと、xlsをテキストにコピーした際のセル間のTabがSave時、スペースに変わってしまい、TextEditorとしてとっても不便に感じてしまいます。 Tab禁止の内容には不満が無いのですが、Editorの使い勝手が落ちるのがつらいですねぇ。(Editor使い分けろってことですかね?)