カモメになったペンギン

■Title:
 カモメになったペンギン
 
■著者:
 ジョン・P・コッター
 
■概要:
 会社内の変革をペンギンの世界の暮らしに例えたお話です。 話の内容としては、あるペンギンの集まりがあり、特定の集落で暮らしていました。 その内の観察力があり好奇心旺盛なペンギンが、集落の下にある大きな氷山に大きな空洞ができていたことを見つけました。 空洞はいずれ氷山を崩壊させる恐れがあり、ほかの行動力のあるペンギンに相談したところからお話が始まって行き、解決に向けての処置を進めて行く過程を語ったお話です。 

■感想:
 なんとなく本屋で気になったので読みました。 読んでいて面白かったです。現状の自分はその他大勢の一人ですが、やはり自分も好き好んで慣れ親しんだ環境を変えたいとは思わない方で・・・。そういう人達を動かし、変革を成功させるには、何が必要か、どうしたらいいかを、例えを使いながら、短く、分かりやすく書かれていたと思いました。  ただ個人的には、選択式を導入して、失敗ケースも対比で読んで見たかったかな、と思ったり。 んー、それだと本じゃなくて違う媒体の方が相性がいいかな。などと。 自分の立場が変わったらまた見る目が変わりそうな気がする一冊でした。 とりあえず周囲に布教したいところです。